プロの占い師の鑑定料の基準

占いは、雑誌やテレビだけのものではありません。占い自体は、簡単で、自分でやろうと思えばできるものです。ただ、解釈が経験やコツがいるものなので、難しく感じるのです。タロットカードの占いを自分でやったことがある人はわかると思いますが、基本、カードなどに描かれている絵柄が象徴するキーワードをつなぎ合わせて、読み取っていくのが占術です。雑誌などでは、そういう解釈の部分は上手にライティングされていて、雑誌のターゲットになる層や読者層に合わせた内容となっています。個性を出すために、わざときつめに書いてあるものもありますが、読者層に合わせたライティングがされているのが、ほとんどです。

では、雑誌などではなく、占いの館や対面式で鑑定してくれるプロの占い師だと、どんな風に鑑定してくれるのでしょうか?西洋占星術や星占いといった分野だと、使われるものは、ホロスコープのみです。人によっては、他にもアイテムなどがありますが、アイテムは相談者の悩みを引き出すアイテムに過ぎません。何分いくらという設定から、1時間いくらと、だいたいが時間を決められた上で、料金設定がされています。占い師の所属団体は、日本で存在しています。ただ、実際に占う場合、その所属団体にお金を払う必要があるかというと、そういうシステムじゃないことが大多数です。フリーランスとして活動しているプロの占い師の方が多く、鑑定料は個人で決めることが可能ですが、利益が多く出るかというと、そういう職業でもないようですよ。場所を借りれば、それだけ場所代が必要になってきますしね。ネットで相談を受けるのも、多くなってきますね。どちらにしろ、相場は1件につき、大体5000円、時間で行くと、30分で3000~5000円など様々です。ときどき、大型ショッピングセンターに占いをしてくれるコンピューターや、オーラをみてくれる機械などもありますが、それは大体相場が1000円ですね。ゲームセンターなどに設置されているものに関しては、500円ぐらいです。

プロの占い師の鑑定料には、占いの労力というよりも、悩み事相談料が含まれているのですね。プロの方が参考にされている相場の料金は、同業者の価格も参考にされているでしょうけど、弁護士の相談料や心理カウンセラーの相談料などが参考にされています。占いが当たる、というのは、ひいては、悩み事や相談事がスムーズに聞いてもらえ、解決方法を提示してもらうということなのかもしれませんね。そう考えると、弁護士の相談料などを参考にする気持ちもよくわかります。

腕のいいプロの占い師の方は、相談に長けているということなのでしょう。そう考えると、対面式の占いの方が払う価値というんでしょうか。払いがいがある気がします。ネットの鑑定料だと、自分のホロスコープが手に入るという事で、嬉しく思う程度になりがちになるのではないでしょうか。実際にあたるかどうかよりは、相談をしにいく代金と考えた方がよいのでしょうね。