星占いは自分でできる?!

星占いは自分でできます。大体の占いは、自分で行うことができるのです。トランプ占いやタロットカード占いといった、カードを使用する占いのように、占いに必要な道具を使用すれば、占いは誰でも行うことができるのです。星占いで必要になる道具は何か?それは、自分の生まれた年と日にちと時間と生まれた場所です。それを元に作成するホロスコープです。とはいえ、今では、インターネット上に簡単に星の位置を割り出してくれるサービスがあります。しかも無料で。これを利用しない手はありません。それでは、自分でやったことにならない?と思うのも当然かと思いますが、大切になるのは割り出したホロスコープよりも、そこから読み取る占星術の方がはるかに大切になるのです。
星占いは、12種類のタイプ分けの占いではありません。太陽系の星々はすべてビーナスやマーキュリーといった神様にたとえられます。この神々が空の国々である12星座を巡り、自分が位置している国の文化でふるまいます。10人の神様がそれぞれの国の個性を発揮し、纏い、繰り広げていく物語が一人の人生の物語なのですね。そう考えると、なんとも壮大な話じゃありませんか。関係性や10人の神様の個性を読み取ることが肝要になってくるのですね。

星は神様で、星座は国。それが星占いの基本となります。では、その星の神様はどんな神様なのでしょう。自分の中に存在する、10人の神様。その特徴を見てみましょう。太陽は、全ての星を支える大黒柱のような役割を果たす星です。その人の基本的な行動パターンや価値観、生き方の原則を教えてくれます。月は、心や子供の頃の様子などを担う星です。月は、母として妻としての自分の姿を現してくれます。太陽神が男で夫であるのに対し、月は女であり、妻である。そんな神話が目に浮かびますね。心の奥底に隠してある欲求も月の担当になります。水星は、コミュニケーションをつかさどる星です。言葉使いや思考回路などもつかさどります。全般的にコミュニケーションに関することが多いので、水星の逆行や巡行に関しては、重きを置かれますね。金星は、愛をつかさどります。相性や縁を考える上で欠かせないものとなります。

火星は、情熱の星であり、意欲の星です。木星は社会的な価値観、経済的な概念をつかさどります。土星は、社会的な意識やストイックな意識をつかさどる星です。では、あと3つ。天王星、海王星、冥王星ですが、これは本来の星占いには含まれていない星なのです。ではこの星たちをどう扱っていくのか。基本的にこれらの星は、人の性格に影響を及ぼすというよりは、動きが比較的ゆっくりなため、世界情勢や時代を占うのに向いている星たちです。木星以降の星々は、星の動きがゆったりしているため、変化が激しい個人の人生よりも、ゆったりと流れる時代を読むことに適しています。こういった星の特性をわかることがたいせつであり、星占いの技術や根幹の考え方となっていきます。星の勉強が大切になってきますね。それでも星占いは自分自身で行うことができます。ぜひ挑戦してください。