星占いで知る運命の人との出会い

意外に思われるかもしれませんが、星占いの方法は細分化されています。ホロスコープを見れば、すべてわかるわけではありません。星占いにも方法があります。雑誌に載っている12星座の占いを出す方法は、ソーラーハウスシステムという手法を使用しています。簡単に言うと、ホロスコープ上の第一ハウスに入る太陽の位置で、今月の運勢や今日の運勢などを割り出しています。出生時間まで割り出さなくても、割り出すことができるこの占い方法は大変便利です。ただ、正確かと言われると、正確ではなく、科学的手法ではないので、星占いが黒魔術的な扱いを受けるのは仕方がないかもしれません。

運命の人、必ず出会うことができる伴侶と出会うのはいつか?何歳ごろに出会うことができるか、誰といつごろ出会うことができるか?結婚するのはいつか、といった時間に関係する占いは、ブログレスという手法を用いて占うことができます。ブログレスの手法でも、まずホロスコープが基準になります。地球は、1日に1回自転することによって、1日の変化をもたらしています。黄道を1日でぐるっとまわります。黄道十二宮という単語を聞いたことはありませんか?この黄道を1日でぐるっとまわる、この1日を一年と見立てて、進行図を作成します。生まれた時の出生図と、出生図から割り出した進行図を見比べて、一年で何が起きるのかを見ます。たとえば、愛をつかさどる星は金星です。同時に子供を暗示する星も金星となります。したがって、出生図と進行図の金星が重なる部分を探します。そういう具合に、何歳ごろに出会うのかという占いができるのです。方法を聞いてしまうと、簡単に聞こえるかもしれませんが、占いの様々な知識がないと、占いを読み間違えることもあります。そういうことがないように、自分で占う場合は、勉強を重ねなくてはいけません。プロの人に鑑定を頼むのも手でしょう。この場合、WEB鑑定でも見てもらう事ができますので、手軽に頼んでみるのもよいでしょう。

相性占いの場合は、シナストリー、コンポジットといった、星座同士に関係する角度や関係性を見る解釈を行います。単に星座同士の相性や、星座の性質を照らし合わせた関係性のみに重視した相性ならば、読み取る方法を使えば、簡単に算出することができます。では、実際の人物と出会っている縁という考え方は、どうなってしまうのでしょうか。人同士が出会うには、必ず意味があります。運命といってもよいでしょう。その運命や縁を単に星座同士で示された角度から語るには、言葉が足りません。ホロスコープ同士が語る解釈を読み取ることが肝要です。

こまった時に占う、おみくじ的な占い方法も存在します。ホラリーチャートを作成し質問の答えを探るものです。この手法をホラリーといいます。星占いだとおみくじのように、はい、いいえのみで答えることは難しく感じるかもしれませんが、ちゃんと手法があるのです。質問を受けた瞬間のホロスコープを作成して、答えを導きだします。また日柄を選ぶ、エレクショナルという方法も存在しています。このように星占いは、毎日の運勢や毎月の運勢だけではなく、ホロスコープや時間の算出方法を変えることによって、さまざまな問題に対応し、占うことができます。興味深いですね。