星占いは当たるの?的中率は?

星占いは当たるかどうか。的中率が気になったことはありませんか?でも、星占いとは当たるよりも、なんとなく当たっていることが大切になってくるって知っていましたか?ズバリ的中することは、なかなか難しいのです。なんとなく当たり、自分の問題と照らし合わせた時に、的中している。これが大切になります。

昔は、占いのからくりを見せるという特集番組がやっていましたが、結局のところ、占いというのは人生相談に乗るのが大事なので、占い自体の的中率よりは、相談にやってきた相手の話を聞き出す事、解決策を提示することが大切とされている、という内容を紹介していました。占いは、相談者の悩み事や、本人も自覚していない問題を引き出すことが大切になってきます。その問題を浮き彫りにさせ、解決策を提示したり、問題を認識させることで解決に向かわせることが占いの技術であり、占いのもつ力であったりするという話です。

占い師の人は、正式に弟子になったり協会に参加して、勉強を積んでいる方もいらっしゃいます。本物の占い師となると、不思議な能力をもっているため、まず格が違う、と。確かに、能力があり、素晴らしい占い師の方もいらっしゃいます。ですが、中には、営業職に勤めていた人や、心理カウセリングを勤めていた方などもいらっしゃいます。どちらも、人の話をよく聞いたり、対話が得意な方ですね。時々、占い師募集の広告や求人広告が出ることがあるのですが、ご覧になったことはありますか?その条件のところに書かれているものに、営業職経験の方を優遇と書いているものが目に留まると思います。当然のことですが、やはり対面して占いをするからには、人と話すことがある程度は得意じゃないと辛いでしょう。

少し話がずれましたが、占いの的中率は、はっきりいって低いです。当たっている気がするという感覚に相談者を近づけるため、占い師は様々な工夫を施しています。それは、問題解決のための工夫であり、話すことで相談者が悩み事を整理し、認識するのを手助けするためです。占いは、あくまで暦や節目、自然のリズムのようなものを読み取るもの。自然の中で生きている私たちに、大切なことを教えてくれるものでありますが、未来を示す道しるべではありませんので、的中率も低くなります。

的中率の低さの正体がわかっていただけたでしょうか。結局のところ、相談者の詳しい過去や現在の状況がわからなければ、未来は見えないものなのです。いうなれば、占いがなくても、詳しい過去と現在の状況があれば、未来についての憶測を立てることは可能です。それは、どんな占いよりも高い的中率がある、分析結果でしょう。ひとりで作成するよりも、客観的な意見を貰った方が的中率は高くなるので、普段から相談できる人を作っておくとよいでしょう。占いの的中率の低さを恨めしく思うよりも、未来へと何が出来るかを考えていくのが建設的です。そうして、星占いなどのエッセンスを加えれるような視点をもつ、余裕が出来たら素敵です。