星占いは海外でも通用するのか

星占いは海外でも通用するのか?みなさんは、どう思われますか?もともと星占いは、西洋占星術の中から、手軽に占える部分としてあまり動きが少ない太陽の位置をホロスコープから読み取る占いとして確立されています。西洋占星術と星占い、どちらが海外では人気が高いのでしょうか。

そもそも西洋占星術は、西洋と言われているだけ、海外で人気が高いのは当然です。海外の人と広く定義してもわかりにくい話ですね。占星術の本場というと、イギリスが有名かもしれません。研究機関がありますし、有名な占いショップも存在しています。イギリスの人にとっては星座占いは日本以上に生活に溶け込んでおり、自分の星座だけでなく、他の星座や星座のストーリーなど大まかな星座占いの知識を持っているほどです。フランスの人でも星座占いは身近ですね。日常の会話でも、天気と同じくらい、気軽に出てくるほどですよ。

海外では、星座占いの当たる当たらないはあまり重視されていないように思います。暦の役目が強いように思えますね。星の運行をみて、今日は何か大きな決断をするのは避けよう、転居は避けた方がよいだろうといった、縁起担ぎのように使う場合が多いのです。フランスでは、星座占いがメジャーでありますが、十二支の考え方は中国の暦の考えとして、浸透しています。逆に、血液型占いに関しては、ほとんど話題にのぼることがありません。面白いですね。

また、占いなどは魔女がやることなので、キリスト教圏内だと魔女の存在は喜ばしいものではありません。そのため、占いを受け入れないという理由も存在していますね。日本のように、ゲーム感覚で楽しむのはないようです。それほど、キリスト教といった宗教による文化の発達が大きいことがあるからでしょう。ひとつの文化や趣味として、占いが存在し、多種多様に変化しているのは日本だけかもしれません。それはやはり、文化が育つ土壌があるためですね。

リアリティな物の見方では、星座や血液型といった分類方法で、個人を区分することはできない、といった意見もあります。この感覚は、日本人にも当然あります。それでも、日本では浸透しているのは、話題のひとつとしてジャンルを確立させているからではないでしょうか。

海外で占いのことで話題になったことといえば、2010年の欧州選手権でフランスの監督が選手の選考を星占いに任せたと公言したことが、記憶に新しいかもしれません。そのため、フランスのサッカーチームは内部紛争が激しかったという記事を読んだことがあります。選手の不満が内部にたまりがちになり、成績も思うように振るわなかったようです。星占いのせいではなく、監督の采配ミスですが、このように、実生活において占いを本気で使用すると、弊害が起きる場合があります。

国柄や宗教によって違うというのが、海外の星占い事情のようです。星占いが通用するのは、国によって制限があるようなので、プチ知識で知っておくと、便利ですね。