運勢の「いい」「悪い」はこうして決まる!

運勢のいい悪いがどうやって決まっているか、知りたくないですか?星占いでは、惑星の位置、特に動きが少ない太陽の位置で決まっています。西洋占星術の場合、星の動きや星の位置で、どのような状況になっているか、どんな事が起こりやすいのかを見ることが可能です。あなたは、星占いの手帳が存在していることはご存知ですか?大体の惑星の位置などが記されているものです。こう考えると、星占いのいい、悪いに関しては、ほぼ決定しているものです。

では、星占いのいい悪いは、どのように決まっているのでしょうか。星占いでのいい悪いを決めているのは、星の動きが決めています。太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星・・・などなど。さまざまな星の運行が運勢のいい、悪いを決めているのです。では、運勢のいい、悪いはずっと続くのでしょうか。星は常に動いています。このことからわかるように、運勢のいい悪いはずっと続くわけではありません。太陽の星の動きが一番、影響力が強いですね。その他、その時の星で、一番動きが大きい星の運行を見ます。星占いが生まれたのは、紀元前なので、当然、現在の価値観と古代の価値観は大きく違います。古代では、変化がない状態が幸運な状態でした。引っ越しや転職などは、不運とされていました。親からの家業をつぎ、家を繁栄させるような安定した結婚が良しとされていました。動きがないこと、安定している事、変化がないことが幸福だったのです。現在は、それらのことは、停滞していると取られ、変化は吉兆の表れとして、とらえられることが多くなりました。このように現代と古代では、幸福の価値観さえ違います。古代は、今より短い寿命だったことを考えると、すぐに合点がいく幸福観ではありますね。

相性のいい悪いに関しては、星の配置を見ることになります。星座同士の関係性、といえばよいでしょうか。別名、アスペクトと言います。ソフトアスペクトが吉を表し、ハードアスペクトが凶を表します。アスペクトの種類によっても名前がつけられており、それぞれの意味も当然あります。2人の星座が一致しているコンジャクション、親和性が高いトライン、新鮮な組み合わせであるスクエア、スムーズで親しみが生まれやすいセクスタイル、刺激的で変化に富むスタイルのクインカンクス、つながりを感じやすいセミセクスタイル、お互いの役割分担がはっきりしており、補う関係のオポジションと呼ばれる、星同士の配列や角度によって読み取ることができます。

このように、運勢だけでなく、相性にもいい悪いがあります。どの部分では、相性がいいのか?どこが悪い部分になるのかなど、厳密に見ていくことが可能です。では、占いの結果、どう行動していけばいいのでしょうか。長い人生、必ずしも吉兆の日を選んで行動することはできません。気を付けて事にあたる。消極的にならない。これだけです。星占いのいい、わるいの仕組みを知って、気分を変えていきましょうね。